2014.6.16
MTB ジャパンシリーズJ1 第4戦 雫石大会
2014年 マウンテンバイク・ジャパンシリーズ第4戦・岩手県 雫石大会
BH bikes.com 江下 健太郎
大会日:6月14日(土) スタート時刻:14:00 天候:曇 時々 雨 コースコンディション:100%マッド
結果:第17位 /54人出走
36位と撃沈した第3戦・富士見からあっという間の2週間、ジャパンシリーズ第4戦が早くもやってきた。とにかく疲労しきった身体を回復させることに専念し、再びレースを走れる状態へ何とか調整した感じだ。しかも今回は完全な雨予報でマッドレースが必至ということで、その準備も念入りにして臨んだ。
さてその第4戦の会場は岩手県の雫石。ここは去年から始まった会場で、まだ選手たちは完全に攻略できていないのが実情だが、去年同様のマッドレースになれば、去年の経験は大きく結果に左右するだろう。
そして予報通り、雨は降り続きコースは完全なマッド状態。レースはタイヤの選択や泥のテクニック、そしてスタートの位置取りと乗車不能な区間の押しのスピードが勝負を分けた。
私は、スタートダッシュの混乱で2度の接触により失速して出遅れた。肝心な1周目の登りきりでは30位台だろうか・・・最悪だった。
しかし「マッドレースはどこからでも挽回の余地はある」と、下りは10~40cmほども沈み埋まる泥の中をほぼノーブレーキで攻めた。1周目はもちろん渋滞で思うように抜けないが、まずは1周目完了時で25位。10人ほどはパスした。
そして2周目からは前後も離れ自分のペース次第だ。ミスのないスムーズな走りを意識して前を追うが、乗車不能な押し区間でやたらに苦しく進まない・・・。押し担ぎのトレーニングは出来ていなかったのがモロに出た。
イメージ通りにペースを作れず、苦しい展開になってきた。
2周目に20位。3周目には18位と少しずつしか前を捕えられず、目標の順位までははるかに遠い。
メカトラやパンクといったトラブルと隣り合わせなコンディションなだけに慎重にならざるを得ない部分と、しかし全力で踏まなければいけない部分と、そんなレースがマッドコンディションだ。
私は「最後までノントラブルで、出し切ってゴールする」気持ちでラストまで集中し、ラストは17位でフィニッシュした。
今回の第4戦は17位完走、と今一歩なリザルトでした。しかし、身体の疲れはだいぶ抜けた状態で臨め、準備した機材もしっかり機能してくれたことは評価できる部分です。
しかしながら、やはりまずは一桁リザルトに戻すこと、それがマストだと反省して気合いを入れトレーニングに取り組みます。
次回は7月20日の全日本MTB選手権大会。ここはトップ選手たち最大の目標レースとなり、ハイスピードな戦いになるでしょう。
私もこの1ヶ月で可能な限りのトレーニングをこなして臨みます。
また皆様のご協力と応援のほど、よろしくお願いします。
XCOエリート男子
1位 斉藤 亮 ANCHOR 1:15:53.54
2位 小野寺 健 MIYATA-MERIDA +1:48
3位 門田 基志 TEAM GIANT +2:04
4位 平野 星矢 ANCHOR +2:24
5位 松尾 純 MIYATA-MERIDA +5:32
6位 山中 真 BMC/ONEonONE +6:30
7位 前田 公平 TEAM SCOTT +6:50
8位 佐藤 誠示 ― +7:09
9位 濱 由嵩 グローブライド/自転車道 +7:34
10位 合田 正之 Cycle club 3up +8:14
17位 江下 健太郎 BH bikes.com +14:13
photo by Hiroki Miyata
photo by つっつん
photo by Alisa Okazaki
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