2014.5.6
MTBジャパンシリーズJ1開幕戦 びわこ高島大会
2014年 マウンテンバイク・ジャパンシリーズ開幕戦・滋賀県 びわこ高島大会
BH bikes.com 江下 健太郎
大会日:5月4日(日) スタート時刻:14:15 天候:晴れ コースコンディション:100%ドライ
結果:第60位 /89人出走
2014年 マウンテンバイクJ1開幕戦がやってきた。
今年からAKIコーポレーションさんサポートのBHバイクがメインスポンサーとなり、MTBジャパンシリーズを戦う。
バイクは『BH Ultimate27.5』で女子の現世界チャンプが駆るスペシャルバイクで、ロードのようにカッチリした反応の良いトップレーシングモデル。新たな27.5インチバイクにも慣れてきて、その性能を発揮して今年は結果を出したい。
さて、会場は 滋賀県 高島市・朽木(くつき)。ここはMTBの醍醐味を味わえるとても面白いコースで、今年もレイアウトこそ変わらないが、テクニカルなセクションを増やし、脚とテクニックとスタミナを高く要求されるマウンテンバイク・クロスカントリーらしいコースだ。
私は昨年のシリーズランキング16位ということでゼッケン16。今年は昨年とルールが変わりJ1開幕戦を昨年のランキング順に並ぶということになり、1列8名で私は2列目に並んだ。
天候は晴れ、気温も20℃ほどでドライな快適コンディションだが皆同じ条件。私は少し悪コンディションの方が好きかもしれないが、今日はドライで勝負だ。
午後2時15分、Jシリーズ最高峰クラスのエリートがスタートした。
私はスタートで埋もれないように少しもがいて前へ。12、3番手だろうか、まあまあな位置につけた。
そのままコース一番の勝負どころでもある長いクライムセクションに入る。しかし、「ん・・・!?」身体にチカラが入らない。ギヤを踏めずスピードに乗らない状態でやたら苦しく、後方の選手に抜かれていく。20、30番手と。
しかしレースは始まったばかりで修正はいくらでもきく。「必ずだんだん良くなってくるはずだ」と言い聞かせながら踏ん張った。
レース中盤、順位は少しずつ回復しつつあった3周目。コース最高地点からの下りスイッチバックで痛恨のミスをした。選手たちが曲がり切れずどんどん崩れていくコーナーに私も前輪を取られてエア抜けを起こし転倒。フロントタイヤのエアが1bar以下のベコベコ状態になってしまった。そこからピットまでは長い下り+αの登りで厳しい条件だがあきらめず、慎重に低速で走った。
ピットにたどり着くまで何分ロスしただろうか、エアを入れ再度スタートした時には65位ほどまで順位を下げ、トップとのタイム差からこれがラスト1周となることが判断できた。
とにかく全力でその4周目を走りきって60位にてタイムアウト、-2ラップでこのレースを終えた。
そして間もなくトップの斉藤 亮くん(ANCHOR)が通過し、その力強い走りを見せつけられた・・・。
今回のJ1開幕戦は、調整も慎重にしたつもりでいましたが、疲れを残したまま臨んでしまったようです。トレーニングは順調だと感じつつも、仕事の忙しさで身体の回復が間に合っていなかったのでしょう。
レースは皆、本気で臨む最高の舞台。そこで良い結果を出すために目標をもって日々を過ごしています。
だからこそ私も今回の結果はとても悔しく、情けないと反省しています。もっともっと自身に厳しくいこうと思います。
スポンサーの皆さま、そして多くの応援くださる皆さまに感謝をし、“えしけん選手”として、“じてんしゃPitのえしけん”として期待にお応えできるようこれからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
XCOエリート男子
1位 斉藤 亮 ANCHOR 1:30:05
2位 平野 星矢 ANCHOR +56
3位 千田 尚孝 自転車村R +2:52
4位 中原 義貴 Cannondale +3:10
5位 小野寺 健 MIYATA-MERIDA +3:46
6位 沢田 時 ANCHOR +5:34
7位 門田 基志 TEAM GIANT +5:39
8位 恩田 祐一 MIYATA-MERIDA +5:57
9位 佐藤 誠示 ― +5:58
10位 松本 駿 TEAM SCOTT +7:38
60位 江下 健太郎 BH bikes.com ―2Lap
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