ロード、マウンテンバイク、シクロクロスをマルチに走り、バイクショップ“じてんしゃPit”を営む江下健太郎のサイト

ブログ・レースレポート

2009.7.22

全日本選手権を終え・・・

2009年の日本一を決める“全日本選手権”が終わりました。 今回は、偉大なチャンピオン『竹谷賢二』選手の引退レース、そして昨年の北京オリンピックに日本人男子で唯一の出場となり現在フランスで世界を相手に戦っている『山本幸平』選手の帰国・・・などなど多くの話題が重なって、ものすごい数の観客とメディアを呼び、今までにないほどの盛り上がりを見せました! レースは『山本幸平』選手がケタ違いのチカラを発揮し優勝!そして『竹谷賢二』選手は最後のレースで見事にライバルに競り勝って準優勝という素晴らしい展開でした。 by YAMADA@OKAYAさん 僕は今回、3週間のアメリカ・コロラド合宿で鍛われ生まれ変わった身体を感じつつ、目標のトップ3を意識して臨みました。 スタートは最前列、光栄にも竹谷選手の隣で集中度も一層増し、いい感じで「ドンッ!」 スムースにスタートできたものの、すぐに無理矢理割り込む選手の落車に巻き込まれて20番手ほどまで順位を落としつつ、しかし冷静に状況を判断、ペースをつくって追い上げを開始しました。 そしてちょうどレース中盤に差し掛かる時には5位の位置まで順位を上げることができ、持ち前!?の“スタミナ”を信じペダルを踏み続けました。 by OKUHARAさん しかし、さほどは感じなかった“暑さ”、いつもより“速いペース”、“超興奮状態”にあった今回は消耗が激しく、ラストの2周回で完全に脚が止まってしまいました・・・。 結果は9位。 by YAMADA@OKAYAさん (最終走者の僕まで待っていてくれた竹谷さん・・・(ToT)ありがとうございました) 今年の全日本は本当に多くの方が会場に足を運んでくださり、とても熱い応援をしてくれました。 僕はレースを走っていて、こんなに興奮したマウンテンバイクレースは経験がなかったように思います。 そして、そんな会場で応援くださった方々、選手活動を支えてくださっているスポンサーの方々、また、僕のこの“日記”を見てくださっている方々、そして家族に感謝をし、その期待にも応えて『生まれ変わった姿』をお見せすることも今回の目標でしたが、そんな姿をほんの少しだけでも垣間見せることができた!?のは、素直に嬉しく思っています。 日本のMTB:XCレース界も世代交代を迎え、偉大なチャンピオン『竹谷選手』が去っていくことは本当に残念ですが、その一方で多くの若者がチカラをつけてきて、日本の将来が楽しみでもあります。それらも影響してなのか、このレース界がだんだん盛り上がってきていることは素晴らしいことだと感じます。 by YAMADA@OKAYAさん (竹谷さん本当にお疲れ様でした・・・今後もご指導よろしくお願いしますm(_ _)m ) 僕は既に32歳となりましたが、このレース界を牽引していく一員としてまだまだ頑張っていくつもりです! みなさん、今後とも熱い応援、よろしくお願い致しますm(_ _)m


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