10月10日J1最終戦となる瀬女大会は、前日から雨となり今シーズン最初!?で最後??のマッドレースとなりました。
おなじみ最終戦の瀬女大会。今年はコースの左右両端のシングルトラックがカットされ短縮。テクニカルな部分が減ったことでハイスピードな展開になるかと思われたレース2日前、しかし前日からしっかりと雨が降り出しレース当日は豪雨が何度も何度も襲ってくるという大変な天候になりました。
コースは完全マッド、ラップタイムも落ちてコースの短縮は問題なくなったけれど、やはり泥は泥の難しさがあって、泥特有のテクニックが必要になるのです。
さて僕は8月の故障から復帰し、何とかやっと調子を戻してきたこの瀬女の1週間前、不運にもオオスズメ蜂に刺されて最後の大事な追い込みの時間を失ってしまいました。でも「絶対に瀬女は走りきる!」と決意していた僕は、賭けのような強行追い込みスケジュールをわずかな時間でこなし、この最終戦に来ました。
「今シーズンの集大成。すべてを出し切って絶対に結果を出す!」気持ちはレースで終始体を動かし、気合いと根性を発揮してくれました。
結果は、今シーズン最高位タイの8位。
最後の最後まで集中し、泥というコンディションで冷静な判断と気合いの追い込みができたこの瀬女は、自身満足のいくレースになりました。
“逆境”という壁を乗り越える術は、『気持ち』であるということをあらためて実感しています。
by sumi
蜂刺されを心配し声をかけてくださった多くのみなさん、コース脇から声援をくださったみなさん、そしてスポンサーとスタッフのみなさんに心から感謝をし、そして何よりも健康体があることに感謝をし、これからも精進していくことをお約束します!