ロード、マウンテンバイク、シクロクロスをマルチに走り、バイクショップ“じてんしゃPit”を営む江下健太郎のサイト

ブログ・レースレポート

2008.7.31

ジャパンシリーズ第5戦 白馬さのさか

全日本から6日後の7月27日(日)、ジャパンシリーズ第5戦 白馬さのさか大会を走ってきました。 全日本の秋田でやられた熱中症の影響か、1日経っても2日経っても立ちくらみや頭痛が治らず、「これじゃ佐野坂は本当に死ぬ・・・」と1週間後の自分が容易に想像できた。 それでも佐野坂は絶対走りたいし、走らなければならない。 もう全日本の前にまで“巻き戻し”をすることは出来ないから、今は「最善を尽くして、出来る限りのことをするしかない」とそれだけ考えた。 普段から診てもらっている近くのお医者さんのところへ行き点滴を受け、夜はアイスノンで首や頭を冷やしながら寝る。練習は最小限にして“走れる感覚”を忘れないようにした。 そうして迎えた佐野坂は、スタート直後からの雷雨と急激に下がった気温が僕の味方をしてくれた。 1周目に50位前後で帰ってきた僕は、追い上げ、とにかく追い上げ、最後の6周が完了するゴールでは8位という位置だった。 今回は何とかした。と言うより何とか出来た。 決して“第8位”が客観的に良い結果ではないけれど、最悪の体調からこの走りが出来たことは予想以上だったし、会場で応援してくださった皆さんにも“とにかく追い上げる江下”をお見せし、盛り上げられたことはサポートライダーとしても良い仕事が出来たと思う。                        写真は久島泉さんより 今回は本当に“運”が良かった。これまでの過程と佐野坂の神様に感謝したい。


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