ここクレステッド ビュートに着いて翌日、いきなりMSC(マウンテン・ステイト・カップ)というUSA自転車連盟認定のレースを走りました!
そこには何と!!! おなじみ“小野寺 健”、そしてコロラドでトッププロを目指して選手活動をしている“斉藤ユーキ”くんがいました。
「おお!?こんなところで・・・」なんて感じで色々と話をしているとあっと言う間にレースの時間に。
レースは1周15キロ前後のループを3周。クレステッド ビュートのスキー場をひたすら登って、そしてゴールまでひたすら下ってくるコース。
う~ん・・・日本のコースに例え様がないので伝えるのは難しいけれど、“白馬さのさか”のすべてを3倍のスケールに拡大した感じかな。それに上りにシングルを加え、下りにジープロードを付けたというと皆さんにも想像がつくかもね(^^;)
僕はバタバタ超特急の日本出発だったので、決戦ホイールはJ1富士見のマッドタイヤのまま・・・アメリカ遠征の先輩たちにも「必要ないよ!」と言われつつも。 しかし!!意外にもこのレース、スタート直前から雨が降り出し、奇跡の“マッドレース”に。しかも、上りきったところの標高は3100m!ほとんど“みぞれ”のような状態で、『極寒マッド』のレースにアメリカ人も死亡!?なんて期待したものの、いやいや死亡したのは見事に僕の方でしたね・・・(**)
最低標高2700mのスタート地点、コース最高標高3100mで呼吸もできず、寒さに手足はかじかみ、無理をしたくても出来ない状況でひたすらゴールを目指すレースでした。
斉藤ユーキくんは見事に15位でゴール、オノ健は25位?、僕は30位くらいでした(^_^;)
そして次の日に行われた“スーパーD”という日本のアバランチェ的なDHバトルでは、超マッドコンディションながらトップクラスで10位でした(^-^)v ガンガン下るだけだしね!
今回の2レースは練習としてとても良かったし、いきなり倒れる!?ケガする!ほど頑張って、これからココで行うトレーニングを無駄にしないためにも良いスタートがきれたと思います。

さてさて、レースを終えてからは超快晴で最高のコンディションのトレイルが待ってました!
今回お世話になってるマイケル、そして斉藤ユーキくん、オノ健と共にGunnison(ガニソン)という街へ。
ここのトレイルは、日本では有り得ないような乾燥した広大な大地が広がる丘陵地帯。
ガシガシ走って4人で雄叫びをあげながら2時間半、思いっきり楽しみました(^〇^)