ロード、マウンテンバイク、シクロクロスをマルチに走り、バイクショップ“じてんしゃPit”を営む江下健太郎のサイト

ブログ・レースレポート

2010.10.3

生還!?

シーズンのラストレースへ向け最後の頑張りをしなければいけない今、想像もしなかった事故に遭ってしまいました。 おとといのロード練習中、選手仲間の辻浦(BS辻浦選手)、井本(エキパ・Q-MAX)、ケースケ(SPECIA合田選手)の4人でガンガン走って聖湖の峠を越え、下りに入って間もないところで、いきなり「バチッ!」と大きな物体がおでこに当たった瞬間、“ギーン!!”っと強烈な痛みが走りました。 あまりの痛みにすぐ蜂に刺されたことはわかり、自転車から降りて応急的?風な処置をするも、5分経って顔がはれてシビれ始め、「これはマズいことになる!」と感じて救急車を呼んでもらいました。 刺された箇所の強烈な痛みと共に、頭から喉までがシビれ始め、刺されて15分ほど経ったころには目は見えなくなり、頭痛や腹痛、寒気に襲われ全身も動かなくなって、救急車が到着したころには倒れて意識も薄れた状態に・・・なっていたそうです。 蜂でも最強と言われるオオスズメバチの毒による“アナフィラキシーショック”です。 僕は運ばれ救急病院で処置を受けて、その間、外からの呼びかけだけは記憶しているものの、でもけっこうヤバい状態が2時間ほど続いたそうで、家族にもそんな連絡が入れられました。 しかぁし! 戻ってきました(@-@)v 鬼の連発注射と点滴、呼吸器と心電器、尿管まで付けれられての、お医者さん看護師さんによる適切な処置に助けられ、見事に戻ってきました。 処置を受けて3,4時間後、意識はハッキリしてきて、寒気やシビれもだんだんと引き、何とか喋れるようになりました! そこからは急速に回復し始めて、夜にはご飯も食べられ起き上がれるようになったのです(^-^) そしてオオスズメバチに刺されてから24時間、たった一日の入院で見事に退院の許可をもらうことができました。 今はまだ顔がはれ、熱っぽい状態は続いていますが、そのほかはピンピンで早く自転車に乗りたいばかりですo(~0~)o 救急車に同乗し、レーサージャージのまま病院で何時間もそばについてくれていた辻浦、3人と自転車を乗せて帰るために1時間半自走で帰って車を取ってきてくれたケースケ、僕と辻浦の自転車を標高900mの現場でひたすら3時間も見守ってくれた井本、そして気持ちよく車を貸してくださった雷太さんに心から感謝です。本当にありがとうございましたm(_ _)m 長野県内は、特に多くスズメバチやオオスズメバチに刺され重症や死に至るひとが出ている中で、こうやって生きて帰ってこられたことは運が良かったと思います。刺された箇所や毒のまわり方次第では危なかったということを聞くと恐ろしい限りです(@@;; さて、1週間と目の前に迫った最終戦・瀬女ですが、こんな状態からでも今からできる限りのことをして臨みたいと思っています。 みなさん、この時期の蜂には十分注意をしてくださいね! そして、最終戦・瀬女とJ2白馬、実業団TR最終戦・輪島まで頑張りますので、応援の方もよろしくお願いします(^-^)/


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